ポーランドのイースター☆


Wesołych Świąt Wielkanocnych!
ヴェソウィフ・シフィヨント・ヴィエルカノツヌィフ

みなさん、ハッピー・イースター! Paulaです☆
http://www.geo.samorzad.uw.edu.pl/?attachment_id=705
はい、イースターもう終わっちゃいましたけど、知ってますけど、
当日などは忙しくて、書けなかったので、
今日はポーランドのイースターについて、私が知っていることを書いてみたいと思います♪
ポーランド語では、イースターのこと、Wielkanoc(ヴィェルカノツ)と言うよ♪
http://kultura.laszczow.pl/index.php?art=206
うさぎは多産なことから生命の象徴の意味をもちます。
イースター、つまりは復活祭って、日本ではあまり馴染みのないイベントだと思いますが、
これはあれです、キリスト教のお祭りで、
イエス・キリストが十字架にかけられて亡くなって、3日後に復活したことを祝う祭日なのです。
この復活祭の日に至るまで、さまざまなイベント(?)があります。
それと同時に、春の訪れを祝うお祭り的な意味合いも大きいですね。

イースターは、春分の日を過ぎた後の、最初の満月の次にくる日曜日、という、移動祭日なので、
毎年日にちが違うんだけど、今年は、3月31日でした☆



イースター前の40日間は四旬節といって、キリストの受難までの最後の日々なので、
パーティーとか贅沢は控えましょう、ということになっています。
少なくとも、我が家ではそう教えられていました。全然、遊んでたけど(笑)。
でもでも、さらにイースター前の1週間は「聖週間」と呼ばれ、(そんなタイトルのポーランド映画もあります☆悲しい映画ですが。。)
大切な1週間なので、私は今年、この1週間だけ、お酒とコーヒーをやめてみました!フフフ
また、最後の金曜、土曜も、肉食を控える習慣があるので、これにも従ってみました☆
最後の金曜は、聖金曜日といわれ、キリストが十字架に架けられた日です。
最後の3日をはさむように、木曜の夜に教会でミサにあずかり、日曜日には復活を祝うミサにあずかりに行きます。
ひよこは殻を破って出てくるので復活を象徴しているとされてます

ちなみに、この四旬節が始まる前の最後の木曜日は、Tłusty Czwartek(脂っこい木曜日)といって、Pączekという、中にジャムが入った揚げドーナッツを食べます。
めっちゃカロリー高そうだけど、美味しいんだなこれが。

大体こんな流れになっているかな~。他にもいろいろな行事があるのですが、
とりあえずは簡単に説明してみました!

ポーランドの文化はキリスト教と密接な関わりがあるのですね。


までもイースターといったら、一番楽しいのは、やっぱり当日とその前後☆
前日には、卵に色を塗って、復活祭に備えます。
色を塗った卵は、ポーランド語でPianki(ピサンキ)と言いまして、素敵な伝統的な卵の絵柄がいっぱいあるの。


これは私が絵描いたやつ。(笑)
  ↓



当日の朝は、家族そろってお祝いの食事をします。

これには決まり文句があって、

Chrystus Zmartwychwystał(イエスが復活した)
(フリストゥス・ズマルトゥフフィスタウ)

と言われたら、


Prawdziwie Zmartwychwystał(本当に復活した)
(プラヴジヴィェ・ズマルトゥフフィスタウ)


と返さなければいけません。 呪文みたいですよね!(笑)
ポーランド語、一応できるけど、いつも、これ発音しにくいなって思う。苦笑

この呪文言葉を交わしながら、卵を取り、頬にキスやハグなどして挨拶し、それから食事がスタート♪

最初には、żurek(ジュレク)という、ちょっと酸味のあるスープを食べます。
これ、すごく卵と相性がよくて、おいしいよ♪
http://www.megapedia.pl/zurek.html
あとは、ソーセージやハム、豚のロースト、Chrzan(フシャン)と呼ばれる西洋のワサビなどをパンと
一緒に食べます。
これはうちの食卓の写真☆
赤いのは、ビートルーツです。これもお肉と食べるとすっごく美味しい★



http://markaja.blog.interia.pl/?pack=6
デザートは、伝統的には、Mazurek(マズレク)とかBabka(バプカ)っていうケーキを食べるけど、
今年の我が家は、Sernik(セルニク)というチーズケーキでした♪
http://modkuchni.blogspot.jp/2012/08/
sernik-wiedenski.html



おいしかった♪
←これはうちのじゃないけど、Sernik
こっちはBabka






で、日曜は教会に行きます。
東京の四谷にある聖イグナチオ教会では、月に1回ポーランド語のミサがあるので、
その時はポーランド人やポーランドに縁のある人たちがたくさん集まります!
同じ日ポ(日本Xポーランド)ハーフの友達たちに会えるので、楽しいのです♪

今年もそんな感じで、私はイースターを過ごしました!


ちなみにポーランドでは次の月曜日も祝日☆
この日は、Lany Poniedziałek(水浸しの月曜日)もしくは、Śmigus-dyngus(シミングス・ディングス)といって、
水をかけ合う、という習慣があります!     
fot. Sławomir Ryfczyński

http://www.panoramio.com/photo/8917863











これ、楽しいんだよね~♪ 私が留学してたときは、学生寮の廊下がマジで水浸しになりました。(笑)
鍋に水いっぱい入れて、待ち伏せしてたベトナム人留学生の姿が忘れられないぜww
なぜかベトナム人留学生たちが一番盛り上がってました。(笑)
みんな元気かな?(笑)


まっ、かわいそうなことに今年のイースター、ポーランドでは大雪だったみたいなので、
きっと誰も水のかけっこなんてしてないと思います。(笑)

ポーランドも早く春が来るといいね☆


ではでは、今度は音楽記事で~♪


あ~長くなっちゃったけど、最後まで読んでくださってありがとうございます♪
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